イタリア スクラッチレザーついて

CAMPFIREにて、イタリアスクラッチレザーモデルの先行販売を開始します。
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slim2で採用しているイタリア スクラッチレザーについて詳しく解説します。

表情について

イタリアの革らしい、発色の良さが目を引く革です。

スクラッチ(ひっかき)加工により、細かな円弧を描いたような表情を作り上げています(スクラッチの度合いは部位によって異なります)。

牛の表情を活かして作られているため「トラ」と呼ばれるシワ模様や、色の濃淡もございます。

天然素材にスクラッチ加工を施した革だからこその、豊かな表情をお楽しみいただけます。

質感について

スクラッチ加工の表面は、さらりとした和紙のような手触りです。油分を含んだ革でありながら、オイリーさは控えめです。

革らしいしなやかさと、ハリ・コシがあります(ブッテーロより少し柔らかいです)。

変化(エイジング)について

染料仕上げ、タンニンなめしのオイルレザーです。

お使いいただく中で、色とツヤが変化していくエイジングをお楽しみいただけます。usflで使用しているブッテーロブライドルレザーよりも、変化のスピードは早く、顕著です。

新品と6ヶ月ほど使用したターコイズです。鮮やかなブルーは深く、濃く変化しました。

こすれたり、押されたりすることで、スクラッチ加工の表面は少しずつスムースになります。また、オイルが表面に出てくるため、当初のマットな表情からツヤが現れてまいります。サラリとした手触りは、オイルレザーらしいキュッとした質感に変わります。

約6ヶ月触り続けたキャメルとグレーです。色が濃くなり、艶が出てきます。

エイジングの速さ、変化の度合いは、お使いの頻度やお持ち歩き方によっても変わります。

メンテナンスについて

お使い始めの状態(毛羽立ちのある表面)で、ワックスやクリームを塗布するとシミになりやすいため推奨しません。

革そのものが油分を含んでおりますため、油分を追加するメンテナンスは基本的に必要ございません。ホコリなどがつきましたら、軽くブラッシングする程度で十分です。